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2020.04.18
MOVED

ロゴは一日にして成らず

to go = お持ち帰り
stay home = 家族と過ごす大切な時間

#togostayhomeは、この状況下で私たち印刷デザイン会社にできることはないかを考えて立ち上げたプロジェクトで、おいしい料理を家庭に持ち帰り、家族との時間を大切にしようというもの。そのプロジェクトにロゴができました。

アートディレクター小林大助(http://www.sukedachidesign.jp/)さんからいただいたギフトです。

実はこのプロジェクトのコンセプト、以前から私たちの会社に内在していて、それがコロナをきっかけに表に出したって感じです。

このプロジェクトのコンセプトに繋がる家で過ごす、家族との時間を大切にすることは、私たちがもっとも大切にしてきた価値観です。平日の昼間にお父さんとお子さんとゆっくり公園を散歩するとか、17時前にお母さんとお子さんが一緒に買い物しているとか、子どもたちだけで自転車で冒険の旅に出るとか、こういう時間の使い方があるんだということを思い出す機会となったのであれば、今回の事態は大変なことではありますが、今後の社会を形成する上で、大きな意味を持つことになるのではないかと思っています。今回私たちが立ち上げた#togostayhomeは、筑前町に限ったものではなく、ましてコロナ対策に限定されることでもないので、これからの生活基盤となりうる考え方の一つとして、全国に広がっていったらいいなと思います。もうすでにいろいろなカタチで広がっていますけどね。

再生マークとストップマークで形成されたロゴは、私たちの活動をSNSを通して目にされた小林さんからの、打ち合わせなしでいただいたご提案。これまで常識とされていたライフスタイルが大きく変化し、新しい価値観が生まれることを再生マークで表し、ストップマークで、身動きが取れない現状と、一度立ち止まる、自分の足元や大切なものを見つめ直す好機とを表現されています。私たちがずっと大事にしてきた価値観や会社のこれからの方向性を表現していただいた傑作。プロジェクトのみならず、私たちの経営のより深い背景を伝えることができるものになっています。

「Hはお箸に、Gは両手で持ち帰っているような雰囲気にしています」

スタイリッシュな中に、こういった「温もり」「愛情」がさりげなく盛り込まれているところは、いかにも小林さんらしく、しかもお送りいただいたファイルの更新時間を見て、感涙。。

小林さんをはじめ、打ち合わせなしで私たちの思いを見抜き、表現くださるみなさまに囲まれていることは何物にも代え難い財産であり、それは長い時間をかけて私たちのためにくだいていただいた思いやりの心の成せる業かと。私たちが制作するロゴにも同じような要素が含まれているような気がしてなりません。ここに精一杯の感謝を申し上げます。

このロゴを旗頭に、私たちはこれからも地域のみなさまがよりよくなって活動を続けてまいります。

お客様の集客、売上向上のために、最適なデザインとプランをご提案いたします。
お手伝いできることがございましたら、いつでもお声かけくださいませ。