製品が完成すると、その都度、納品書を1枚ずつ出力します。
製品と一緒に、お客様のもとへお届けするためです。

これって本当に必要かな？と思うこともあります。
メールで送ればそれでいいのかもしれない。
出力の手間も省けるし、準備の効率もよくなる。

でも、出力して納品準備をするこの一連の流れが、
自分にとってはちょっと好きな時間かもしれないなと思うようになりました。

やっと完成したな、という気持ち。
お待ちいただいているお客様のことを思い浮かべたり、
打ち合わせや制作中のやりとりを思い出したり。

せっかく出力するのなら、
少しでも楽しい気持ちになってもらえるものにできたらと思って、
最近は、お客様の商品や社内で撮った写真などを、季節感に合わせて印刷しています。

パン屋さんの写真を載せたときは、
「私もよく行きます！」とか「おすすめのパンは何ですか？」
なんて会話が始まることもあります。
ちなみに今月からは「輝黄卵Tシャツ」のご紹介です。

UIって、なにもデジタルだけの話じゃない。
紙の書類こそ、やさしさや気配りが似合う気がする。

そんな気持ちで、今日も1枚1枚、納品書を出力しています。